さびしんぼうのねがいごと

 


愛染くんがちょっと欝々。
お母さんがおうちを出て行ってしまって父子家庭の愛染くんという設定。
(お父さんは出てきません)
最終的にはTHRIVEがバンビ時代こんな風に出会っていたらいいなの妄想。
捏造がひどい。

 

 

「健十はお父さんに似ているから、大きくなったらきっとハンサムになるわよ」
お母さんがそう言って笑う。お花みたいにかわいい、僕の大好きな笑顔。
「本当?じゃあ、僕も大きくなったらお母さんと結婚できる?」
僕はお母さんのスカートを引っ張りながらそう言った。キッチンにはハンバーグのいい匂いが漂っている。もうすぐ夕ご飯の時間だ。
「うふふ、お母さんにはもうお父さんがいるからなあ。でも、健十がお父さんよりももっと素敵な男の人になったら、考えちゃうかもしれないわね」
「僕、世界一素敵な男の人になって、お母さんとずっと一緒にいられるように頑張るよ!」
僕は胸を叩いてそう宣言した。お母さんはそのあたたかくて優しい手で僕の髪を撫でる。前髪を梳かれるのはいつも少しくすぐったい。だけど、笑い声を我慢して待っていると、お母さんが笑うんだ。「格好良くなったわよ、健十」その声が聞きたくて、僕は今日も両手を握って口を塞ぐ。
僕は大きくなったら、絶対絶対お母さんだって1番だって言ってくれるような、お父さんよりもおとぎ話の王子様よりも素敵な男の人になるんだ。
(そうだ、そうだ。もう、お母さんが泣かなくてもいいように。僕を抱きしめて、もう嫌だなんて悲しい声を出さないように。僕の顔を見て、顔をゆがませたりしないように)

そう思っていた。でも、僕が大きくなる前に、お母さんはどこかに行っちゃった。
あの時、僕は玄関に向かうお母さんを止めたくて、必死にスカートを引っ張った。パシリと音を立てて僕の手を乱暴に払った彼女は、苛立った声で言った。
「やめて!そんな表情で見ないでちょうだい!あの人に似たその顔が嫌いよ。人形みたいな顔して、何を考えてるのか全然わからないわ。もう、見たくない。見たくないのよ。耐えられないの。ああ、私の子なのに、どうしてそんなに美しい顔をしているのかしら。憎らしい!……ごめんなさい、健十。元気でね」
全てを振り払うように玄関を出て行ったお母さんは、どれだけ待っても、もう二度とその扉から「ただいま」と言って帰ってくることはなかった。

お母さんが出て行った日、ダイニングのテーブルの上にはハンバーグが用意されていた。いつもは自分で寝室から持ってくるクマさんのぬいぐるみが、その日だけは椅子に座って待っていたのを覚えている。
「遅くなって、ごめんね」
クマさんは、黙ってお皿を見ていた。
「ちゃんと、ごはん、たべないと」
椅子に座って、冷たくなってしまったハンバーグに心の中でごめんなさいと謝る。いつもいつも、温かいうちに食べてあげられなくてごめんね。
「おおきく、なれないもん」
ぽたりと水が落ちてきた。変だな、と思う。屋根があるから、雨はおうちの中には入って来られないはずなのにな。だけど、さっきからぽたぽたとテーブルの上に雨が落ちていく。
「ね、クマさん。おうちの中なのに、雨がふってる。おかしいね」
笑いたかったのに、顔が固まったように動かなかった。人形みたいな顔、ってこういうことなのかな。人形になったら、だんだん笑えなくなっていくのかな。
「ね、クマさん。どうやって、わらったらいいんだっけ」
クマさんは本物のぬいぐるみだから笑い方は分からないかもしれないけど。……お母さんは、いつもどうやって笑っていたんだろう。そっと手を前髪に伸ばす。優しく梳いてくれる手を真似て触る。いつもなら我慢しなければならないほど込みあげてくる笑い声も、湧き上がってくる嬉しさも、何も、何も感じることが出来なかった。
「ね、クマさん」
笑顔を作ることをあきらめて、僕は手を下ろした。
「ぼく、なにかわるいことしたのかな」
悪いことをしたから、神様は僕をヒトリにしたのかな。

学校では、女の子たちが僕をいっぱい褒めてくれる。「かっこいい」「きれい」「おとなっぽい」そう言って笑ってくれるから、僕も笑った。女の子たちは、お母さんが嫌いだった僕の顔が好きみたいで、ニコニコした顔を作っていると一緒にいてくれる。一緒にいてくれるから、僕は女の子たちが大好きだ。
「健十くんって、優しくてかっこいい!王子様みたい!」
そう言ってくれる子もいた。「ありがとう」と返事をしたけれど、僕がなりたいのは王子様なんかじゃなくて、素敵な男の人だった。
お母さんが好きになってくれるような男の人になりたい。誰も泣かせたりしないような優しい人になりたい。だから勉強も運動も頑張ってやった。テストで100点をとっても、かけっこで1番になっても、お母さんは帰ってこなかったけど。

女の子たちが褒めてくれる分、男の子たちは僕に冷たかった。
「女の子と一緒に遊んでるなんて、かっこ悪い」「女男はサッカーに入れてやんねー」「知ってるか?お前みたいなの、タラシって言うんだぜ」そう言われるたび、嫌な気持ちになった。でも一番嫌だったのは、家族の話をされることだった。
「お前んち、授業参観にも運動会にも誰も来ないじゃん」(仕方ないよ、お父さんはお仕事で忙しいんだ)
「橋の下に捨てられてた子だからだろ?」(違う、僕は捨てられてた子なんかじゃない)
「また親に捨てられたなんて、かわいそー」(捨てられてない!違う違う!お母さんは、いつか戻ってきてくれる!僕は、可哀想なんかじゃない!!)
耳を塞いでも聞こえてくる声。見つめてくる好奇や嫌悪の目。固まっていく自分の顔。
嫌だった。嫌いだった。大嫌いだった。
全部全部、消えてなくなってしまったらいいのにと思っていた。
もし、僕が消えちゃったら。お母さんは悲しんでくれるだろうか。それとも、嫌いな僕がいなくなったって笑うだろうか。
それとももう、僕のことなんて、忘れちゃったかな。
神様が今日も僕を生かしているのは、どうしてなんだろう。

養成所には、いろんな子がいた。背の大きい子、小さい子。学年の上の子、下の子。メガネの子。髪の長い子。ここでは、俺はそんなに目立たない。そのことに少しだけ安心した。
みんなで大きな鏡の前に立つと、当然みんながそこに映る。
でも、当たり前だけど、他の人を見ている子なんていない。みんな自分だけを見てダンスの練習をする。目を逸らすのは、先生のダンスを見ている時だけだった。
自分のために、自分のことだけ考えて、自分を表現する。
ここにいる奴らは全員アイドルを目指しているのだから、周りにいるのは全てライバルだ思ってるんだろう。
休憩中に笑いあっていても、そこに本物の笑顔なんてないんだ。
「愛染はさー、その顔で得してるよなー」
「そんなことないよ」
ペットボトルから体内へ水を取り込みながら答える。重要なのは、何でもないように笑って、さらっと返すことだ。三寸の舌に五尺の身を亡ぼすっていう言葉があるように、いつ誰に足を掬われるかわからないこの場所では、油断なんてしていられない。
「いいや!世の中なんだかんだ言って顔が1番重要なんだって」
「そうそう。顔いい奴はそれだけでズルいよ。ワンランク上っていうの?」
「中身なんて、画面通したら見えないんだし。どうせ、誰も見てくれないじゃん」
だなー、と笑う周りに合わせて笑顔を作る。
そんなことを言いながら、彼らだって心の中では思っているのだ。ありのままの自分の中身を好きになってくれる『誰か』がいるって。バカみたいに。
(本当の馬鹿はお前だよ)
頭に響く自分の声が自嘲する。
……そうだよ。こいつらをバカにしながら、それでも嫌われないようにと気を使っている俺は本当の馬鹿だ。
(でも、誰かが傷つくよりはずっといいだろ?)
こんなすぐに解けてしまう嘘みたいな繋がりにさえ、執着して自分の居場所を作って。
(でも、みんなそうだろ?)
俺は、まだ素敵な男の人にはほど遠い子どもで。手のひらに持っている小さな孤独にいつも怯えている。

グループを作りましょう。と、その言葉をちゃんと理解できたとき、俺は崖の上に立っているような気持ちになった。
「正式なグループとして活動するかは今後の様子を見てから決めますが、まずはメンバーを各自で決めてみましょう。声の相性、キャラクター、方向性など自分たちなりに考えてみてください」
解散の声がかかっても、身体が重くて立ち上がれなかった。ざわつく室内で、特定の奴らとつるむでもない俺にかかる声はない。それはそうだ。少し喋ったことがあるぐらいの俺をわざわざ仲間に入れようなどという物好きがいるはずもない。
(「じゃあ、愛染は?」「やめとけよ。アイツ入れたら、俺らの活躍目立たなくなるぜ」「顔がいい奴は何にもしなくても目立つんだからさー」「ファンとかついてもさ、全部取られそうじゃね?」「何考えてるのか分かんないときあるしな」「確かに」)
ほら、やっぱり。
(中身なんて、どうせ、誰も見てくれないじゃん、か。)
精一杯の虚勢で隠した空っぽの俺の中からは、いつでもカラカラ変な音がする。遠いあの日に見た夢を俺はまだ捨てられず、こうやって変な音で存在を示しているソレをただただ執拗に持っていた。

「ねえ、ヒトリなの?」
何とか持ち上げた体を部屋の隅に移して目を伏せた俺に、幼い声が落ちてきた。苺とミルクの飴玉みたいな甘い声だなと思った。声の主を確かめようと見上げると、ピンクの綿あめみたいな髪の毛がふわりと揺れた。クリリとしたどんぐり眼が俺を覗き込んでいる。
「おれ?」
「そう!まだ誰とも組んでないなら、僕の仲間になってよ!」
大きな声を出す奴だな、と思った。その声に少し離れた位置で相談をしていた数人が振り向く。そしてコチラを見て、露骨に蔑む笑いをした。
(醜い顔だ。アイドルのする顔じゃないな)
だけど、それには気づかなかったのかソイツはまた声を張り上げた。
「僕、阿修悠太っていいます!よろしくね!!」
「……俺は、愛染健十。よろしく」
差し出された手におずおず右手を差し出すと、温かい温度にぎゅっと握られ、勢いをつけてブンブンと振られた。結構力が強い。
「さっきのステップ、あれ、すごく難しくなかった?僕何回も間違えちゃったのに、愛染さんってば、一発オッケーなんだもん」
「サビ前の?」
「うんうん。こう、右足を出した後のトントンっていうの」
まだちょっと出来てないけど、と言いながら、阿修がステップを再現する。ひょいひょいと軽そうに足が動く。運動神経はいいみたいだ。
「俺のこと、見てたの?」
「だって、いっしょうけんめいに踊ってたでしょ?カッコ良かったよ」
純粋な目や素直な言葉に思わずたじろいだ。急に流れ込んできた好意を拒絶したくなる。
(一生懸命が格好いい?寝言は寝てから言いなよ。一生懸命やったなんていうのは、何も得られなかったヤツから出る言葉だろ)
言いそうになった言葉を留めて、出ていかないように唇を噛む。そう、ムキになるような話題でもない。相手は見るからに年下だし、褒めているつもりなのだから。
「もしかして、見惚れちゃった?男の俺に?」
上目遣いに薄く笑みを貼り付けて、うんと余裕があるふりで茶化す。バカにするような声色は、さぞムカつくことだろう。そう思われるように、ちゃんと考えて出したのだから。さあ、いい子ちゃんみたいな顔してないで、さっさと他のやつらみたいに文句を吐いて行ってしまえ!
ドロリと負の感情があふれ出す。こんな感情いらないのに。必要ないのに。こんなものがあるから、人に縋りたくなるんだ。気付いてはだめだ、気付かせてはだめだ。
心を殺して、人形みたいに笑え、笑え。
(お前みたいないい子に、俺は勿体ないよ)
「うん。だから、愛染さん。僕とグループになろうよ!」
「……俺以外にも、人はたくさんいるだろ」
「僕は、あなたがいいよ」
「だけど」
「ぼくは、愛染さんがいい」
息を呑んだ。
やめてくれ。そんな風に優しい言葉をかけないで。まっすぐとぶつかるように、気持ちを伝えられるのには慣れていないから。
(必要にしてくれているみたいで、うれしい、なんて。そんな)
「俺は、お前を利用して、捨てちゃうかも、知れないよ」
悪足掻きに吐き捨てる。阿修はキョトンとした顔をして、そして、笑った。

「もう1人、狙ってる人がいるんだよね」
俺の手を引きながら、阿修がキョロキョロと辺りを見回した。
「どんな奴?」
「すっごく歌がウマいの!」
あ、あんなところにいた!と阿修が駆け出して必然に引っ張られ、俺がいた位置の丁度対角線にいた人物の前にたどり着いた。壁にもたれかかっていたソイツのつまらなそうな表情が、阿修に引っ張られてきた俺と目があった途端にしかめっ面に変わる。
「ふざけんな。なんで口説かれてんだよ」
「さあ、約束だよ!僕たちのグループに入ってね」
「……ええと、どういうこと?」
いきなり怒られるし、阿修はコイツと初対面じゃないみたいだし、俺だけ訳が分かってない。顎を引いて戸惑っていると、鋭い視線がついと逸らされた。
「コイツが、強引にgroupになろうって言ってきたんだ」
「愛染さんを誘えたら仲間になってやってもいいぜって言ったの」
お互いを指さしながら、彼らは言った。知らぬ間に巻き込まれていたことに驚く。手の込んだ嫌がらせなのだろうか。どちらも今日初めて喋った気がするのだけれど、また知らないうちに嫌われてたのかな。
「なんで、俺?」
問うた声は少し震えた。鋭い三白眼がまた俺を映す。
「確実に断ると思ったからに決まってんだろ」
「えええ!ひどいよ!仲間になってくれる気なかったの!?」
阿修が悲痛な声をあげる。俺が断ろうと思っていたのは事実なので何も言えない。
「当たり前だろ。俺はチャラチャラしたのは嫌いなんだよ。groupなんてくだらねえ。1人でだって歌は歌える」
「でも、グループ作りましょうって言ってたもん!それに1人で歌うとかさびしいでしょ」
さびしい、という言葉がコトリと胸の中に転がる。だけど、阿修と繋いだままの手のひらの熱で、氷みたいに冷たいそれはじわじわと溶けていく。じんわり、心が潤う。
「それに、男に二言はないって言ったじゃん!嘘つき!」
「なっ!」
「うそつき、嘘つき!ちゃんと愛染さん連れてきたのに!」
「チッ!……Shut your mouth!うるせえから黙れ。OK。分かった、男に二言はねえよ」
阿修の勢いに押されて怯んだソイツは、流暢な英語を吐き出しながら渋々頷いた。

「で、俺とコイツとお前でgroupってことでいいんだな」
ソイツは、『金城剛士』と名乗った後、阿修に向かって確認するように言った。
「うん。僕はこれで満足だよ」
「そうかよ」
「いや、でも、俺は金城が断る言い訳で誘われたわけだろ?抜けようか?」
嬉しそうな阿修に水を差すのは悪いけれど、先ほどの話からすると俺が仲間に入る理由はないような気がする。成り行きで入れて、後で後悔なんてしてほしくない。
「どうしてそういうこと言うの!僕は、金城さんに言われなくても誘いに行くつもりだったんだからね」
阿修がプクッと頬を膨らませた。俺は首を傾げる。
「俺を?」
「あのさー、愛染さん。もっと自分に自信持っていいんだよ。俺が入ってうれしいでしょって顔してよ」
そっと頬を挟まれて、困惑した。温かくて、どこかお母さんに似ていて、でも全然違う阿修の小さな手。
「俺が入ると、阿修は嬉しいの?」
「うれしいよぉ」
ふにゃりとふっくらした頬が緩んだ。幸せを詰め込んだような笑顔に、胸がいっぱいになる。
「つーか、俺と阿修じゃ声のバランスが取りづらいだろ。俺はままごとみたいな曲は歌いたくない。ロックを歌いたい。で、topを目指す。だから、歌うならお前の声が欲しい」
俺たちを呆れたように見ていた金城が、真面目な声で言う。さっきまですごく嫌がっていたのに、もうすでに頭の中では俺たちと歌うことが前提となっているらしい。アイドルやろうっていうのにロックが歌いたいと宣言までして。なんだか面白いヤツだなと思う。
「きゃー!金城さんったら、だいたーん!お前の声が欲しいだって。なんかドキドキしちゃうね!」
「ドキドキすんな、気持ちわりい!そういう意味で言ってんじゃねえよ!」
不思議な気分だ。今日、声をかけられるまで存在すら知らなかった奴らなのに、もうこの2人の呼吸に安心している。男からは嫌われていたから、こんな風に喋ったり触れ合ったりするのは初めてかもしれない。
(うれしい、な)
心の中、クマのぬいぐるみを抱えた俺が、小さくつぶやいた。
(そうか、そうだね。うれしい)

ぎゃあぎゃあと言い合いを続ける二人に声をかける。
「ねえ、阿修。金城。俺、お前らと一緒のグループになれるならうれしい。一緒に歌いたい。一緒に1番になろう。俺たちなら、出来る気がする」
久しぶりに、心の底から笑えた。
「「……」」
2人はピタリと黙って、キョトリと俺を見たまま止まった。
なんだろう。うまく笑顔を作れなかっただろうか。それとも、変なこと言ったかな。もしかしたら、図々しかった?ほぼ初対面なのに、調子に乗ったかな。
「あ、ごめ」
「ビックリしたぁ。キュンってしちゃった」
「んだよ、ちゃんと笑えんじゃねえか」
「え」
阿修も金城も、何故か安堵の表情をしている。なぜか分からないけど、とりあえず嫌われたわけではない、と思う。たぶん。
「よーし、僕たちでトップめざそー!」
「途中でやめたいなんて言いだしたら、全力で蹴り飛ばすからな」
「……うん」
3人で手を重ねると、いびつな三角形が出来た。目をあげると、満面の笑みの阿修と自信満々な金城がいる。
(あたたかい)
いつか、俺から離れて行ってしまうかもしれない。でも、それまでなら一緒にいられる。こいつらとなら、俺も素敵な男の人にもなれる気がする。
俺の後ろで、クマのぬいぐるみが手を振っている。
(ちょっとだけ、彼らの『一緒』を信じてみるよ)
俺は振り返ってそう言った。
お願い、神様。スポットライトの中心に3人で立つまでは、俺を1人にしないでください。
重ねた手を解く前の神頼みは、再び口を開いた2人の声で空気に溶けた。